意識障害の救急処置
これは、突然倒れて意識を失ってしまった状態の場合です。まずは、意識があるのかどうか、呼びかけたり、ほおを軽くたたいて確認しましょう。手足、胸の所をつねる方法もあり、呼吸があるかは、胸が上下に動いているか、もしくは鼻や口に近づいて確認しましょう。
呼吸があることが確認出来たら、あごを上げて、頭を後ろに倒して気道を確保します。脈も確認します。手首の脈、左胸に耳を当て心臓音を聞く方法でも構いません。
心臓発作でも急に意識がなくなるということはあまりありません。最初は左前胸部の痛みを訴えます。その場合は、まず、衣服をゆるめ、背もたれに寄りかからせて痛みが治まるを待ちます。顔色が悪い場合は足を頭より高くします。ニトログリセリンなどを携帯している人なら舌下に含ませましょう。
脳卒中の場合もあります。これは脳内の血管が破れた脳出血、血管が詰まったりする脳梗塞など、脳血管障害による発作です。こちらも意識を失う場合が多いのですが、高い枕は使わずに寝かせましょう。はっきり麻痺がある場合は、麻痺している側を上にする「昏睡の体位」にします。
痙攣(けいれん)がある場合は、割りばしにガーゼを巻いたものや折りたたんだハンカチを噛ませます。寝たまま運ぶ場合は、できるだけ首を前に曲げないようにします。こうした応急処置をしながら、救急車を呼びましょう。
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呼吸があることが確認出来たら、あごを上げて、頭を後ろに倒して気道を確保します。脈も確認します。手首の脈、左胸に耳を当て心臓音を聞く方法でも構いません。
心臓発作でも急に意識がなくなるということはあまりありません。最初は左前胸部の痛みを訴えます。その場合は、まず、衣服をゆるめ、背もたれに寄りかからせて痛みが治まるを待ちます。顔色が悪い場合は足を頭より高くします。ニトログリセリンなどを携帯している人なら舌下に含ませましょう。
脳卒中の場合もあります。これは脳内の血管が破れた脳出血、血管が詰まったりする脳梗塞など、脳血管障害による発作です。こちらも意識を失う場合が多いのですが、高い枕は使わずに寝かせましょう。はっきり麻痺がある場合は、麻痺している側を上にする「昏睡の体位」にします。
痙攣(けいれん)がある場合は、割りばしにガーゼを巻いたものや折りたたんだハンカチを噛ませます。寝たまま運ぶ場合は、できるだけ首を前に曲げないようにします。こうした応急処置をしながら、救急車を呼びましょう。
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